理想的な年齢の重ね方

年をとることがあたかも“悪”であるかのようにすら、感じさせるのが現代の若さ崇拝文化です。でもその呪縛から自由になって、年をとることは“特権”であると考え直してみましょう。たくさんの経験をしてきたからこそ、自分の価値観を信じ、余計な悩みや不安に翻弄されないでいけるはずです。
これまでの自分の選択が、今の自分を形成しているのであり、今までの生き方を自分なりに受け入れ、誇りに感じることができれば、年齢をとることが怖くはなくなるはずです。若さこそ素晴らしい、特に日本の女性は簡単にそういった刷り込みにハマってしまいます。
でもフランスのような国をみれば、ただ若いだけというより経験を重ねた熟女のほうが女としてのステータスは上という価値観が生きている文化だってあるし、そちらのほうが女性にとって生きやすい考え方だと思いませんか。とにかくやみくもに、若さだけを良しとする見方を捨てれば、年齢を重ねることにももっとポジティブになれるでしょう。年齢を重ねていくにつれ、増える楽しみのひとつは「昔って、こんなんだったね」と懐かしく思い出せることかと思います。
過去を振り返ることは決して悪いことではありません、むしろ昔の楽しかった思い出をたくさん振り返る人ほど、現在の幸福度も高く、将来のことももっと前向きに考えられる傾向にあると言います。また幼なじみや学生時代からの友人など、昔からの友だちとの付き合いがあると、人はより楽観的に人生を楽しめるとも言います。
長い人生だからこそ、気のおけない友だちとの交流は支えや励みとなってくれることでしょう。これも年を重ねたからこそ、実感できる幸せのひとつではないでしょうか。無利息